IT導入補助金概要(H30年補正)2019年施行
(H30年補正)概要
こんにちは、LBコンサルティング、泰山です。昨年(H30年)の12月にIT導入補助金(H30年補正)概要が発表になりました。
これは2019年に実行される補助金のことです。この補助金は毎年、修正が施されてきましたが、今回も大きく変更になっていますね。
補助金の大枠は、昨年(H29年補正、H30年公募)と一緒でも補助金額が大幅増加となっています。
補助金額
今回(H30年補正)2019年施行予定)は、
「補助額上限450万円、下限40万円」となっています。
「対象ITツール」
さらに「対象ITツール」に対する記載が変化していますね。
「対象ITツール」を「 日々の経理を効率化する会計ソフト・顧客情報等を一元管理するクラウドシステム等のITツールの導入を支援します。」と限定的に記載してあります。
この記述から読み取れるのは、安易に「ホームページ」のバージョンアップだけで補助金を貰おうと考えても、補助金対象として認められないということですね。
今まで「ホームページ制作」専門で、この補助金を活用してきたITベンダー様にとっては、自社のITツールに一工夫も二工夫もしなければ、この補助金を活用できない雲行きです。

また、今まで「会計ソフト」を専門に販売してきたITベンダー様にとっても問題は山積みだと思います。
「会計ソフト」は「手頃な価格」を売り物にしていますので、今回の補助金金額の「下限40万円」、とは、「販売価格80万円」以上でなければ、対象にならないということになりますから「会計ソフト」単体では補助金対象とならないことになります。
このハードルをクリアするためには他のソフト、たとえば「給与ソフト」や「人事労務ソフト」などをセットにしたパッケージシステムにしなければ、補助金対象商品にならないということですね。
こういった意味から
今回のH30年補正のIT導入補助金についての内閣府発表を解釈すると
「パッケージシステム」
を想定していると受け取れますね。自社でもともとこの価格帯の「パッケージシステム」を販売しているITベンダー様にとっては、チャンス到来です。
それは、医療系のカルテシステム、土木建築業の原価管理システムなどがこれに該当します。
自社のITツールの商品ライナップの再構築のヒントに、昨年と今年ののIT導入補助金の概要の対比表を作成しましたので、ご参考にしていただければ幸いです。
(※参考:当事務所は昨年も100件以上のIT導入補助金申請サポートを行い、98%の採択率でした。もし、ご感心のある方は、下記よりのご連絡をお待ちしていますhttps://lbcmanegement.com/qestion/)
H29年補正とH30年補正予算概要比較
| H29年補正(2018年公募) | H30補正(2019公募) | |
| サービス等生産性向上IT導入支援事業費 | 中小企業生産性革命推進事業 | |
| 予算案額 | 500.0億円 | 【1,100億円】
ものづくり・商業・サービス経営力向上⽀援事業含む |
| 目的 | 本事業により、補助事業者の生産性を向上させ、サービス産業の生産性伸び率を2020年までに2.0%を実現することに貢献します。 | 日々の経理を効率化する会計ソフト・顧客情報等を一元管理するクラウドシステム等のITツールの導入を支援します。 |
| 補助金額 | 補助額:15万円~50万円、補助率:1/2 | 補助額:450万円 ~40万円 補助率1/2 |
| 対象ITツール | 想定する主なITのイメージは、以下のとおりです。
① 簡易税務・会計処理 ② POSマーケティング ③ 簡易決済 ④ 在庫・仕入れ管理 ⑤ 顧客情報管理・分析 等 |
HPに登録、公開されているITツールが対象です。※ハードは対象外例えば
①日々の経理を効率化する会計ソフト ②顧客情報等を一元管理するクラウドシステム職員間のコミュニケーション・システム ③飲食店のセルフオーダーシステムの導入・設定費用等が含まれます。 |
| 生産性 | 生産性を向上させ、サービス産業の生産性伸び率を2020年までに2.0%を実現することに貢献します。 | 未発表(たぶん昨年と同じとなる) |
| 対象業種 | サービス産業(卸小売、飲食、宿泊、運輸、医療、介護、保育等)等の生産性の底上げが非常に重要です。 | 中小企業、小規模事業者(飲食、宿泊、小売・卸、運輸、医療、介護、保育等のサービス業の他、製造業や建設業等も対象)。 |

