ドラッカーの「経営者の条件」7つの機会

ドラッカーは「経営者の条件」の序論の中で「8つの習慣」の6番目に「機会に焦点をあわせる」について述べています。
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通常、企業は内に外に問題だらけの状態であるというのが通り相場です。しかし、彼はここであえて「問題」に焦点をあわせるべきでない、「機会に焦点をあわせる」べきであるといっています。 もちろん、問題をほっておけとか隠しておけとか言っているわけではありません。問題の処理は、いかにそれが重大なものでもそこから成果がもたらされるわけではない。損害を防ぐだけの話しであると問題処理を優先する姿勢に否定的な見解を述べています。

「7つの機会」

そして、ドラッカーは例の有名なあの「7つの機会」に焦点をあわせることの大切さを力説しています。そしてこの言葉は、日本の行政が経済対策を立てるときの指針にもなっています。

彼の言う「7つの機会」は

 
1.自らの組織と競争相手における予期せぬ成功と予期せぬ失敗

2.市場、プロセス、製品、サービスにおけるギャップ

3.プロセス、製品、サービスにおけるイノベーション

4.産業構造と市場構造における変化

5.人口構造における変化

6.考え方、価値観、知覚、空気、意味合いにおける変化

7.知識と技術における変化

問題処理を優先しても成果は生まれない

結果を残せないビジネスマンに共通している問題処理を優先するスパイラル、A部長もB部長も、C社長もD社長もこのスパイラルに陥って彼らが口を開くことを例えて言えば

「A工場が火事だ!」
「B店が台風だ!」

「地震だ」
と、年中、忙しく動きまわり、その話題は2ヶ月経っても、半年経っても、1年経っても、同じ問題の処理で自分がどんなに頑張っているのか自慢とも嘆きともつかない勤勉さを訴えます。当然のことながら彼らからは成果は生まれず、業績はずっとじり貧のまま、本人はいつも「大変だ!大変だ!」と大騒ぎをして組織に貢献しているつもりになっています。

 

必要なことは問題が起きない仕組みづくりを優先する発想に変える

ここで必要なことは「問題が起きない仕組みを考え、起きてもそれを誰でもが対応できるような仕組みとルールを構築する」ことです。そうすれば、職場でおきる「火事」「台風」「地震」の類いは、徐々に減少していきます。

 

ドラッカーの言っている「機会に焦点を合わせる」の「機会」は「チャンス」と言い換えたほうが理解がしやすいかもしれません。「機会」に焦点を合わせるとは「チャンス」を探り、仕事をチャンスが拡大する方向に組みなおしたり、組み立てていくということです。

そして、その「チャンス」はドラッカーが分類しているようにあらゆるところにヒントがあり、活用できるネタがあるということです。

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