売上を上げるために専門化と総合化はどちらが有利か?

今日のテーマは、「売上を上げるために専門性と総合化はどちらが有利か?」
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今回は、結論を最初に書いておきます。

【売り上げを伸ばす為に進むべき道は、市場を細分化し、特定の分野で専門性で認知されることです。自分の業種が成長分野なら、このことは必須です】

消費者は情報過多で消化不良に直面

今、年間、新刊本が6万冊、米国ではDMが872億枚、カタログが150億印刷され、スーパーには1万5千の新製品が出ます。また平均的なスーパには4万点の品揃えがなされ、平均的な家庭では150品目しか購入しません。
つまり、平均的な家庭の周辺を、残り39、900余の購買されない製品がただよっていることになります。
このように私たちのまわりで、実にめまぐるしく、新しい商品やサービスが出ては、消えています。

では、それが、消費者の購買行動にどのように作用しているかといえば、消費者は、自分の身の回りにあまりに製品が多く、なにが、信頼できる製品やサービスなのか、自分だけで選択することが難しくなっています

情報過多、情報中毒、そして情報の消化不良に直面しているいえます。

専門家という安心をさがしている

そのとき、知らず知らずのうちに頼りにするのが、専門家です。

医者を例にとってみると、
患者は、医者が専門医として名乗っていると一般医より詳しいと思い込んでしまいます。
本当に専門医のほうがよく知っているかどうかは別の話だからです。
ビジネスの世界でも同じことが言え、特化していることで質が高まる、と期待されあるいは思い込まれています。

その流れで専門性をもったビジネスが消費者から支持され、さらに細分化しています。

飲食店を例にすると、昭和のある時期まで飲食店の分類は、「和食」「洋食」「中華」ぐらいの大きな分類でしたが、今は、どうでしょう。

和食だけでも、

てんぷら料理店;うなぎ料理店;川魚料理店;精進料理店;鳥料理店;釜めし屋;お茶漬屋;にぎりめし屋;沖縄料理店;とんかつ料理店;郷土料理店;かに料理店;牛丼店;ちゃんこ鍋店;しゃぶしゃぶ店;すき焼き店;懐石料理店;割ぽう料理店・・・・等

こんなにも細分化が進んでいます。

なぜこうなったのかといえば、情報過多の消費者には、この方が選択がしやすからです。

ビジネスにおける信頼度はポジションできまる

その際、ビジネスにおける信頼度は、ビジネスが実際に持つ製品の品質によって決まるわけではありません。

最初に消費者の意識の中にどのようなポジションで認識してもらうかによって決まるのです。

専門性、あるいは、特定の分野に特化した企業は、総合性よりずっと強力なポジションにあります。

昔は、弁護士事務所と言ったら弁護士事務所でした。しかし今では、よほどの小規模地域でない限り、案件によって、それを取り扱う弁護士が違います。破産専門の弁護士、事故専門の弁護士、損害賠償請求専門の弁護士、企業法務専門の弁護士、刑事事件専門の弁護士、雇用専門の弁護士、離婚訴訟や調停の弁護士、税務専門弁護士などなど、実に様々です。今は、離婚しようと思ったら、普通の弁護士ではなく、離婚専門の弁護士に依頼する時代です。皆、離婚専門の弁護士のほうが、おそらく離婚に関する知識が豊富なはずだと考えますし、そうであってほしいと願いますし、またそうであるべきなのです。

ただし、これはあくまで世間の推測にすぎず、現実には、誰かが何かの専門をう たうだけで、人々が自動的に、そうであるはずだと思い込んでくれています。

このことをみなさんがご自分のビジネスを検討する際のヒントになれば幸いです。

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