採択率93%→46%の衝撃!IT補助金2026年版を徹底解説【インボイス枠】

この記事でわかること:
✅ IT補助金が2026年に「デジタル化・AI導入補助金」へ大幅改定された背景
✅ 採択率が93.7%→46.2%と激変した理由と2026年の見通し
✅ 2024・2025年に採択された方は要注意!2026年は申請できない可能性あり
✅ 採択を勝ち取るための実践的な準備ポイント

🚨 補助金の世界で起きていること

「IT補助金って申請すれば通るんでしょ?」
そう思っているなら、今すぐ認識を改める必要があります。

2024年度のIT導入補助金インボイス枠は、採択率93.7%。確かにその頃は「申請すれば通る」時代でした。
しかし2025年度には一気に46.2%まで低下。約2人に1人が不採択という競争に変わりました。
そして2026年度は、さらに難化する可能性が高まっています。

93.7%
2024年度
ほぼ全員採択
46.2%
2025年度
約半数が不採択
さらに
低下?
2026年度
競争激化!

しかも2026年は、名称も「デジタル化・AI導入補助金2026」と変わり、申請できる人自体がぐっと絞られています。
「申請すれば通る」の時代は終わりました。正しい準備と戦略が不可欠です。

📖 そもそも「デジタル化・AI導入補助金2026」とは?

この補助金は、国(中小企業庁・SMRJ)が中小企業・小規模事業者に対して、ITツール導入費用を補助してくれる制度です。
インボイス枠(インボイス対応類型)では、インボイス制度(適格請求書制度)に対応した会計・受発注・決済ソフトの導入費用を補助します。

補助金の基本スペック(インボイス枠)

項目 内容
補助上限額(ITツール) 〜350万円(2機能以上)
〜50万円(1機能)
補助率(中小企業・50万円以下) 補助対象費用の3/4以内
補助率(小規模事業者・50万円以下) 補助対象費用の4/5以内
補助率(50万円超の部分) 補助対象費用の2/3以内
対象ツール例 会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト
(AI機能搭載ツールも2026年から明示的に対象)

※PC・タブレット等は〜10万円、レジ・券売機は〜20万円が別途補助対象

📊 3年間で何が変わった?一目でわかる比較表

2024年から2026年にかけて、制度は毎年変化してきました。主な変更点を表で整理します。

比較項目 2024年度 2025年度 2026年度
事業名称 IT導入補助金2024 IT導入補助金2025 デジタル化・AI導入補助金2026
採択率(平均) 93.7%
(ほぼ全員)
46.2%
(約半数が不採択)
さらに低下予測
補助上限額・補助率 3年間変更なし(継続)
過去採択者の
再申請
制限なし 2024年採択者は
12カ月以内は不可
2022〜2025年の
インボイス枠採択者は
申請不可!
賃金引上げ義務 なし なし 新設!
3年間で3.5%/年増加
(未達成は返還)
提出書類
(法人)
2種類 2種類 3種類
財務書類が追加
AIツールの扱い 個別判断が必要 個別判断が必要 明文化で対象に!
申請難易度 低い 中程度 高い

※補助額・補助率は3年間変わっていません。大きく変わったのは「誰が申請できるか」と「何を準備するか」です。

⚡ 2026年の5大変更点を図解で確認

2026年度は「名前が変わっただけ」ではありません。申請者への影響が大きい5つの変更点を解説します。

1
⛔ 過去採択者の申請禁止
IT導入補助金2022〜2025年度のインボイス枠(デジタル化基盤導入枠含む)で採択された事業者は、2026年度のインボイス枠への申請が一切できません。
※通常枠・セキュリティ枠のみの採択者は申請可能です。
2
💰 賃金引上げ義務が新設
IT導入補助金2022〜2025で他の枠で採択歴のある事業者が今回申請する場合、3年間で1人当たり給与を年3.5%増加させる計画の策定と従業員への表明が必要。未達成は補助金全額返還リスクあり。
3
📄 財務書類の提出が必須化
法人は貸借対照表+損益計算書が新たに必要。個人事業主は青色申告決算書または収支内訳書が追加されます。税理士・会計事務所への依頼は早めに。
4
🤖 AIツールが明示的に対象化
ITツールの定義に「AIを含む」が明文化されました。AI機能搭載の会計・受発注・請求書ソフトも補助対象となり、ツール選びの幅が広がっています。
5
🔒 セキュリティ宣言システムが変更
2026年4月より新「SECURITY ACTION管理システム」が運用開始。第2回公募以降は新システムでの宣言が必要となるため、早めの確認が必要です。

✅ 「自分は申請できる?」5ステップ確認フロー

申請前に、以下のフローで自社が申請できるかを確認してください。

STEP 1
IT導入補助金2022〜2025のインボイス枠(デジタル化基盤導入枠を含む)で交付決定を受けたことがありますか?
▶ YES → 申請不可(2026年インボイス枠には申請できません)
▶ NO → STEP 2へ進む
STEP 2
大企業の支配下(議決権1/2以上)にある会社、またはグループ内で別の会社がすでに申請中・採択済みですか?
▶ YES → 申請不可
▶ NO → STEP 3へ進む
STEP 3(重要!)
IT導入補助金2022〜2025で採択された経験がありますか?(インボイス枠以外・通常枠なども含む)
▶ YES → 申請は可能ですが、賃金引上げ計画の策定と従業員への表明が必要。達成できる見込みがあるか事前確認を
▶ NO → STEP 4へ進む
STEP 4
gBizIDプライムのアカウントを持っていますか?
▶ NO → まず取得が必要(数週間かかる場合あり。今すぐ申請!)
▶ YES → STEP 5へ進む
STEP 5
SECURITY ACTION(★または★★)の宣言はできていますか?
▶ NO → 宣言を実施(無料・すぐできます)
▶ YES →
🎉 申請可能! 次は書類準備と加点項目の確認へ進みましょう

※gBizIDプライム:経済産業省が提供するビジネスID。補助金申請に必須のアカウントです(無料)。
※SECURITY ACTION:IPA(情報処理推進機構)が運営するセキュリティ取り組み宣言制度(無料)。

⬆️ 採択率を高める「加点項目」を整えよう

採択率が下がった今、加点項目の取得が合否を左右します。
特に無料・短期間で取れる加点項目を先に押さえておきましょう。

今すぐ取れる加点項目(無料・短時間)
  • SECURITY ACTION「★★ 二つ星」宣言(申請要件にも!)
  • 成長加速マッチングサービスへの登録(中小企業庁・無料)
  • IT戦略ナビwith でIT戦略マップを出力
  • 省力化ナビ への登録・診断実施(中小企業庁・無料)
状況によって取得できる加点項目
  • えるぼし認定(女性活躍推進法)― 厚生労働省の認定制度
  • くるみん・トライくるみん認定(次世代育成支援)― 厚生労働省の認定制度
  • サイバーセキュリティお助け隊サービスの導入(IPA公認)
  • 賃金引上げ加点①:最低賃金未満雇用30%以上の月が3カ月以上ある場合
  • 賃金引上げ加点②:事業場内最低賃金を地域最低賃金+63円以上にしている場合

❌ こんな申請は落ちる!よくある失敗パターン

⚠️ 失敗パターン① 過去の採択者が気づかず申請してしまう
2022〜2025年にインボイス枠(またはデジタル化基盤導入枠)で採択されていたのに、それを知らずに2026年度も申請してしまうケース。審査の段階で発覚し、申請が無効となります。まず採択履歴を確認することが大前提です。
⚠️ 失敗パターン② 書類が足りない・古い
2026年から法人は貸借対照表・損益計算書が新たに必要になりました。「去年と同じでいいか」と思い込んで、書類が不足したまま申請してしまうと不採択・却下の原因になります。「今年度版の提出書類一覧」を必ず確認しましょう。
⚠️ 失敗パターン③ 加点項目ゼロで申請する
競争が激化している今、加点項目を何も取らずに申請すると不採択のリスクが高まります。無料でできる加点項目は全て取得しておくことが基本です。
⚠️ 失敗パターン④ 賃金引上げの見込みなく申請する
過去に補助金採択歴がある方が、給与3.5%/年増加の計画を達成できないまま申請するケース。採択されても3年後に達成できなければ補助金の全額返還を求められる場合があります。現実的に実行できるか事前に専門家に確認しましょう。

📝 まとめ

🔑 2026年のポイントを整理

  • 採択率は93.7%→46.2%と急落し、2026年はさらに厳しくなる見通し
  • 2022〜2025年のインボイス枠採択者は2026年度の申請ができない
  • 賃金引上げ義務(年3.5%/3年間)が新設。未達成は返還リスクあり
  • 法人は財務書類(貸借対照表・損益計算書)の提出が新たに必要
  • AIツールが明示的に対象化。AI機能搭載ソフトも活用可能
  • 加点項目(無料でできるものから)を揃えることが採択への近道

「申請すれば通った補助金」は、もう過去の話です。
2026年度は「申請できるかどうかの確認」「書類の早期準備」「加点項目の取得」という3つのステップを、公募開始前にしっかり整えておくことが採択への近道です。

なお、本記事の情報は2026年4月10日時点の公募要領に基づいています。最新の締め切りや申請期間は公式サイト(https://it-shien.smrj.go.jp)でご確認ください。

📞 「自分の会社は申請できる?」まずは無料相談へ

申請要件の確認から書類準備・加点項目の取得支援まで、
LBコンサルティング(経済産業省認定支援機関)がトータルサポートします。
「難しそうで踏み出せない」という方こそ、まずはお気軽にご相談ください。

▶ 無料相談はこちら

※お問い合わせフォームまたはお電話でご連絡ください。

✍️ この記事を書いた人:やっさん(泰山秀政) LBコンサルティング代表。経済産業省認定支援機関として、中小企業の補助金申請・経営改善・事業承継を支援。IT導入補助金については2024年度より申請支援実績多数。「難しい補助金をわかりやすく」をモットーに、経営者目線での情報発信を行っています。


この記事でわかること:
✅ IT補助金が2026年に「デジタル化・AI導入補助金」へ大幅改定された背景
✅ 採択率が93.7%→46.2%と激変した理由と2026年の見通し
✅ 2024・2025年に採択された方は要注意!2026年は申請できない可能性あり
✅ 採択を勝ち取るための実践的な準備ポイント

🚨 補助金の世界で起きていること

「IT補助金って申請すれば通るんでしょ?」
そう思っているなら、今すぐ認識を改める必要があります。

2024年度のIT導入補助金インボイス枠は、採択率93.7%。確かにその頃は「申請すれば通る」時代でした。
しかし2025年度には一気に46.2%まで低下。約2人に1人が不採択という競争に変わりました。
そして2026年度は、さらに難化する可能性が高まっています。

93.7%
2024年度
ほぼ全員採択

46.2%
2025年度
約半数が不採択

さらに
低下?
2026年度
競争激化!

しかも2026年は、名称も「デジタル化・AI導入補助金2026」と変わり、申請できる人自体がぐっと絞られています。
「申請すれば通る」の時代は終わりました。正しい準備と戦略が不可欠です。

📖 そもそも「デジタル化・AI導入補助金2026」とは?

この補助金は、国(中小企業庁・SMRJ)が中小企業・小規模事業者に対して、ITツール導入費用を補助してくれる制度です。
インボイス枠(インボイス対応類型)では、インボイス制度(適格請求書制度)に対応した会計・受発注・決済ソフトの導入費用を補助します。

補助金の基本スペック(インボイス枠)

項目 内容
補助上限額(ITツール) 〜350万円(2機能以上)
〜50万円(1機能)
補助率(中小企業・50万円以下) 補助対象費用の3/4以内
補助率(小規模事業者・50万円以下) 補助対象費用の4/5以内
補助率(50万円超の部分) 補助対象費用の2/3以内
対象ツール例 会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト
(AI機能搭載ツールも2026年から明示的に対象)

※PC・タブレット等は〜10万円、レジ・券売機は〜20万円が別途補助対象

📊 3年間で何が変わった?一目でわかる比較表

2024年から2026年にかけて、制度は毎年変化してきました。主な変更点を表で整理します。

比較項目 2024年度 2025年度 2026年度
事業名称 IT導入補助金2024 IT導入補助金2025 デジタル化・AI導入補助金2026
採択率(平均) 93.7%
(ほぼ全員)
46.2%
(約半数が不採択)
さらに低下予測
補助上限額・補助率 3年間変更なし(継続)
過去採択者の
再申請
制限なし 2024年採択者は
12カ月以内は不可
2022〜2025年の
インボイス枠採択者は
申請不可!
賃金引上げ義務 なし なし 新設!
3年間で3.5%/年増加
(未達成は返還)
提出書類
(法人)
2種類 2種類 3種類
財務書類が追加
AIツールの扱い 個別判断が必要 個別判断が必要 明文化で対象に!
申請難易度 低い 中程度 高い

※補助額・補助率は3年間変わっていません。大きく変わったのは「誰が申請できるか」と「何を準備するか」です。

⚡ 2026年の5大変更点を図解で確認

2026年度は「名前が変わっただけ」ではありません。申請者への影響が大きい5つの変更点を解説します。

1
⛔ 過去採択者の申請禁止
IT導入補助金2022〜2025年度のインボイス枠(デジタル化基盤導入枠含む)で採択された事業者は、2026年度のインボイス枠への申請が一切できません。
※通常枠・セキュリティ枠のみの採択者は申請可能です。

2
💰 賃金引上げ義務が新設
IT導入補助金2022〜2025で他の枠で採択歴のある事業者が今回申請する場合、3年間で1人当たり給与を年3.5%増加させる計画の策定と従業員への表明が必要。未達成は補助金全額返還リスクあり。

3
📄 財務書類の提出が必須化
法人は貸借対照表+損益計算書が新たに必要。個人事業主は青色申告決算書または収支内訳書が追加されます。税理士・会計事務所への依頼は早めに。

4
🤖 AIツールが明示的に対象化
ITツールの定義に「AIを含む」が明文化されました。AI機能搭載の会計・受発注・請求書ソフトも補助対象となり、ツール選びの幅が広がっています。

5
🔒 セキュリティ宣言システムが変更
2026年4月より新「SECURITY ACTION管理システム」が運用開始。第2回公募以降は新システムでの宣言が必要となるため、早めの確認が必要です。

✅ 「自分は申請できる?」5ステップ確認フロー

申請前に、以下のフローで自社が申請できるかを確認してください。

STEP 1
IT導入補助金2022〜2025のインボイス枠(デジタル化基盤導入枠を含む)で交付決定を受けたことがありますか?
▶ YES → 申請不可(2026年インボイス枠には申請できません)
▶ NO → STEP 2へ進む

STEP 2
大企業の支配下(議決権1/2以上)にある会社、またはグループ内で別の会社がすでに申請中・採択済みですか?
▶ YES → 申請不可
▶ NO → STEP 3へ進む

STEP 3(重要!)
IT導入補助金2022〜2025で採択された経験がありますか?(インボイス枠以外・通常枠なども含む)
▶ YES → 申請は可能ですが、賃金引上げ計画の策定と従業員への表明が必要。達成できる見込みがあるか事前確認を
▶ NO → STEP 4へ進む

STEP 4
gBizIDプライムのアカウントを持っていますか?
▶ NO → まず取得が必要(数週間かかる場合あり。今すぐ申請!)
▶ YES → STEP 5へ進む

STEP 5
SECURITY ACTION(★または★★)の宣言はできていますか?
▶ NO → 宣言を実施(無料・すぐできます)
▶ YES →

🎉 申請可能! 次は書類準備と加点項目の確認へ進みましょう

※gBizIDプライム:経済産業省が提供するビジネスID。補助金申請に必須のアカウントです(無料)。
※SECURITY ACTION:IPA(情報処理推進機構)が運営するセキュリティ取り組み宣言制度(無料)。

⬆️ 採択率を高める「加点項目」を整えよう

採択率が下がった今、加点項目の取得が合否を左右します。
特に無料・短期間で取れる加点項目を先に押さえておきましょう。

今すぐ取れる加点項目(無料・短時間)

  • SECURITY ACTION「★★ 二つ星」宣言(申請要件にも!)
  • 成長加速マッチングサービスへの登録(中小企業庁・無料)
  • みらデジ 経営チェックの実施(中小機構・無料・短時間)
  • IT戦略ナビwith でIT戦略マップを出力
  • 省力化ナビ への登録・診断実施(中小企業庁・無料)
状況によって取得できる加点項目

  • えるぼし認定(女性活躍推進法)― 厚生労働省の認定制度
  • くるみん・トライくるみん認定(次世代育成支援)― 厚生労働省の認定制度
  • サイバーセキュリティお助け隊サービスの導入(IPA公認)
  • 賃金引上げ加点①:最低賃金未満雇用30%以上の月が3カ月以上ある場合
  • 賃金引上げ加点②:事業場内最低賃金を地域最低賃金+63円以上にしている場合

❌ こんな申請は落ちる!よくある失敗パターン

⚠️ 失敗パターン① 過去の採択者が気づかず申請してしまう

2022〜2025年にインボイス枠(またはデジタル化基盤導入枠)で採択されていたのに、それを知らずに2026年度も申請してしまうケース。審査の段階で発覚し、申請が無効となります。まず採択履歴を確認することが大前提です。

⚠️ 失敗パターン② 書類が足りない・古い

2026年から法人は貸借対照表・損益計算書が新たに必要になりました。「去年と同じでいいか」と思い込んで、書類が不足したまま申請してしまうと不採択・却下の原因になります。「今年度版の提出書類一覧」を必ず確認しましょう。

⚠️ 失敗パターン③ 加点項目ゼロで申請する

競争が激化している今、加点項目を何も取らずに申請すると不採択のリスクが高まります。無料でできる加点項目は全て取得しておくことが基本です。

⚠️ 失敗パターン④ 賃金引上げの見込みなく申請する

過去に補助金採択歴がある方が、給与3.5%/年増加の計画を達成できないまま申請するケース。採択されても3年後に達成できなければ補助金の全額返還を求められる場合があります。現実的に実行できるか事前に専門家に確認しましょう。

📝 まとめ

🔑 2026年のポイントを整理

  • 採択率は93.7%→46.2%と急落し、2026年はさらに厳しくなる見通し
  • 2022〜2025年のインボイス枠採択者は2026年度の申請ができない
  • 賃金引上げ義務(年3.5%/3年間)が新設。未達成は返還リスクあり
  • 法人は財務書類(貸借対照表・損益計算書)の提出が新たに必要
  • AIツールが明示的に対象化。AI機能搭載ソフトも活用可能
  • 加点項目(無料でできるものから)を揃えることが採択への近道

「申請すれば通った補助金」は、もう過去の話です。
2026年度は「申請できるかどうかの確認」「書類の早期準備」「加点項目の取得」という3つのステップを、公募開始前にしっかり整えておくことが採択への近道です。

なお、本記事の情報は2026年4月10日時点の公募要領に基づいています。最新の締め切りや申請期間は公式サイト(https://it-shien.smrj.go.jp)でご確認ください。

📞 「自分の会社は申請できる?」まずは無料相談へ

申請要件の確認から書類準備・加点項目の取得支援まで、
LBコンサルティング(経済産業省認定支援機関)がトータルサポートします。
「難しそうで踏み出せない」という方こそ、まずはお気軽にご相談ください。


▶ 無料相談はこちら

※お問い合わせフォームまたはお電話でご連絡ください。

✍️ この記事を書いた人:やっさん(泰山秀政)
LBコンサルティング代表。経済産業省認定支援機関として、中小企業の補助金申請・経営改善・事業承継を支援。IT導入補助金については2024年度より申請支援実績多数。「難しい補助金をわかりやすく」をモットーに、経営者目線での情報発信を行っています。



この記事でわかること:
✅ IT補助金が2026年に「デジタル化・AI導入補助金」へ大幅改定された背景
✅ 採択率が93.7%→46.2%と激変した理由と2026年の見通し
✅ 2024・2025年に採択された方は要注意!2026年は申請できない可能性あり
✅ 採択を勝ち取るための実践的な準備ポイント

🚨 補助金の世界で起きていること

「IT補助金って申請すれば通るんでしょ?」
そう思っているなら、今すぐ認識を改める必要があります。

2024年度のIT導入補助金インボイス枠は、採択率93.7%。確かにその頃は「申請すれば通る」時代でした。
しかし2025年度には一気に46.2%まで低下。約2人に1人が不採択という競争に変わりました。
そして2026年度は、さらに難化する可能性が高まっています。

93.7%
2024年度
ほぼ全員採択

46.2%
2025年度
約半数が不採択

さらに
低下?
2026年度
競争激化!

しかも2026年は、名称も「デジタル化・AI導入補助金2026」と変わり、申請できる人自体がぐっと絞られています。
「申請すれば通る」の時代は終わりました。正しい準備と戦略が不可欠です。

📖 そもそも「デジタル化・AI導入補助金2026」とは?

この補助金は、国(中小企業庁・SMRJ)が中小企業・小規模事業者に対して、ITツール導入費用を補助してくれる制度です。
インボイス枠(インボイス対応類型)では、インボイス制度(適格請求書制度)に対応した会計・受発注・決済ソフトの導入費用を補助します。

補助金の基本スペック(インボイス枠)

項目 内容
補助上限額(ITツール) 〜350万円(2機能以上)
〜50万円(1機能)
補助率(中小企業・50万円以下) 補助対象費用の3/4以内
補助率(小規模事業者・50万円以下) 補助対象費用の4/5以内
補助率(50万円超の部分) 補助対象費用の2/3以内
対象ツール例 会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト
(AI機能搭載ツールも2026年から明示的に対象)

※PC・タブレット等は〜10万円、レジ・券売機は〜20万円が別途補助対象

📊 3年間で何が変わった?一目でわかる比較表

2024年から2026年にかけて、制度は毎年変化してきました。主な変更点を表で整理します。

比較項目 2024年度 2025年度 2026年度
事業名称 IT導入補助金2024 IT導入補助金2025 デジタル化・AI導入補助金2026
採択率(平均) 93.7%
(ほぼ全員)
46.2%
(約半数が不採択)
さらに低下予測
補助上限額・補助率 3年間変更なし(継続)
過去採択者の
再申請
制限なし 2024年採択者は
12カ月以内は不可
2022〜2025年の
インボイス枠採択者は
申請不可!
賃金引上げ義務 なし なし 新設!
3年間で3.5%/年増加
(未達成は返還)
提出書類
(法人)
2種類 2種類 3種類
財務書類が追加
AIツールの扱い 個別判断が必要 個別判断が必要 明文化で対象に!
申請難易度 低い 中程度 高い

※補助額・補助率は3年間変わっていません。大きく変わったのは「誰が申請できるか」と「何を準備するか」です。

⚡ 2026年の5大変更点を図解で確認

2026年度は「名前が変わっただけ」ではありません。申請者への影響が大きい5つの変更点を解説します。

1
⛔ 過去採択者の申請禁止
IT導入補助金2022〜2025年度のインボイス枠(デジタル化基盤導入枠含む)で採択された事業者は、2026年度のインボイス枠への申請が一切できません。
※通常枠・セキュリティ枠のみの採択者は申請可能です。

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💰 賃金引上げ義務が新設
IT導入補助金2022〜2025で他の枠で採択歴のある事業者が今回申請する場合、3年間で1人当たり給与を年3.5%増加させる計画の策定と従業員への表明が必要。未達成は補助金全額返還リスクあり。

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📄 財務書類の提出が必須化
法人は貸借対照表+損益計算書が新たに必要。個人事業主は青色申告決算書または収支内訳書が追加されます。税理士・会計事務所への依頼は早めに。

4
🤖 AIツールが明示的に対象化
ITツールの定義に「AIを含む」が明文化されました。AI機能搭載の会計・受発注・請求書ソフトも補助対象となり、ツール選びの幅が広がっています。

5
🔒 セキュリティ宣言システムが変更
2026年4月より新「SECURITY ACTION管理システム」が運用開始。第2回公募以降は新システムでの宣言が必要となるため、早めの確認が必要です。

✅ 「自分は申請できる?」5ステップ確認フロー

申請前に、以下のフローで自社が申請できるかを確認してください。

STEP 1
IT導入補助金2022〜2025のインボイス枠(デジタル化基盤導入枠を含む)で交付決定を受けたことがありますか?
▶ YES → 申請不可(2026年インボイス枠には申請できません)
▶ NO → STEP 2へ進む

STEP 2
大企業の支配下(議決権1/2以上)にある会社、またはグループ内で別の会社がすでに申請中・採択済みですか?
▶ YES → 申請不可
▶ NO → STEP 3へ進む

STEP 3(重要!)
IT導入補助金2022〜2025で採択された経験がありますか?(インボイス枠以外・通常枠なども含む)
▶ YES → 申請は可能ですが、賃金引上げ計画の策定と従業員への表明が必要。達成できる見込みがあるか事前確認を
▶ NO → STEP 4へ進む

STEP 4
gBizIDプライムのアカウントを持っていますか?
▶ NO → まず取得が必要(数週間かかる場合あり。今すぐ申請!)
▶ YES → STEP 5へ進む

STEP 5
SECURITY ACTION(★または★★)の宣言はできていますか?
▶ NO → 宣言を実施(無料・すぐできます)
▶ YES →

🎉 申請可能! 次は書類準備と加点項目の確認へ進みましょう

※gBizIDプライム:経済産業省が提供するビジネスID。補助金申請に必須のアカウントです(無料)。
※SECURITY ACTION:IPA(情報処理推進機構)が運営するセキュリティ取り組み宣言制度(無料)。

⬆️ 採択率を高める「加点項目」を整えよう

採択率が下がった今、加点項目の取得が合否を左右します。
特に無料・短期間で取れる加点項目を先に押さえておきましょう。

今すぐ取れる加点項目(無料・短時間)

  • SECURITY ACTION「★★ 二つ星」宣言(申請要件にも!)
  • 成長加速マッチングサービスへの登録(中小企業庁・無料)
  • みらデジ 経営チェックの実施(中小機構・無料・短時間)
  • IT戦略ナビwith でIT戦略マップを出力
  • 省力化ナビ への登録・診断実施(中小企業庁・無料)
状況によって取得できる加点項目

  • えるぼし認定(女性活躍推進法)― 厚生労働省の認定制度
  • くるみん・トライくるみん認定(次世代育成支援)― 厚生労働省の認定制度
  • サイバーセキュリティお助け隊サービスの導入(IPA公認)
  • 賃金引上げ加点①:最低賃金未満雇用30%以上の月が3カ月以上ある場合
  • 賃金引上げ加点②:事業場内最低賃金を地域最低賃金+63円以上にしている場合

❌ こんな申請は落ちる!よくある失敗パターン

⚠️ 失敗パターン① 過去の採択者が気づかず申請してしまう

2022〜2025年にインボイス枠(またはデジタル化基盤導入枠)で採択されていたのに、それを知らずに2026年度も申請してしまうケース。審査の段階で発覚し、申請が無効となります。まず採択履歴を確認することが大前提です。

⚠️ 失敗パターン② 書類が足りない・古い

2026年から法人は貸借対照表・損益計算書が新たに必要になりました。「去年と同じでいいか」と思い込んで、書類が不足したまま申請してしまうと不採択・却下の原因になります。「今年度版の提出書類一覧」を必ず確認しましょう。

⚠️ 失敗パターン③ 加点項目ゼロで申請する

競争が激化している今、加点項目を何も取らずに申請すると不採択のリスクが高まります。無料でできる加点項目は全て取得しておくことが基本です。

⚠️ 失敗パターン④ 賃金引上げの見込みなく申請する

過去に補助金採択歴がある方が、給与3.5%/年増加の計画を達成できないまま申請するケース。採択されても3年後に達成できなければ補助金の全額返還を求められる場合があります。現実的に実行できるか事前に専門家に確認しましょう。

📝 まとめ

🔑 2026年のポイントを整理

  • 採択率は93.7%→46.2%と急落し、2026年はさらに厳しくなる見通し
  • 2022〜2025年のインボイス枠採択者は2026年度の申請ができない
  • 賃金引上げ義務(年3.5%/3年間)が新設。未達成は返還リスクあり
  • 法人は財務書類(貸借対照表・損益計算書)の提出が新たに必要
  • AIツールが明示的に対象化。AI機能搭載ソフトも活用可能
  • 加点項目(無料でできるものから)を揃えることが採択への近道

「申請すれば通った補助金」は、もう過去の話です。
2026年度は「申請できるかどうかの確認」「書類の早期準備」「加点項目の取得」という3つのステップを、公募開始前にしっかり整えておくことが採択への近道です。

なお、本記事の情報は2026年4月10日時点の公募要領に基づいています。最新の締め切りや申請期間は公式サイト(https://it-shien.smrj.go.jp)でご確認ください。

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✍️ この記事を書いた人:やっさん(泰山秀政)
LBコンサルティング代表。経済産業省認定支援機関として、中小企業の補助金申請・経営改善・事業承継を支援。IT導入補助金については2024年度より申請支援実績多数。「難しい補助金をわかりやすく」をモットーに、経営者目線での情報発信を行っています。


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